モーセゴーは、片頭痛や再発性の高い血管性頭痛、ホートン症候群と呼ばれる群発性頭痛で起こりがちな片頭痛の予防効果に優れたお薬です。
モーセゴーは、有効成分ピゾチフェンを含んでいます。ピゾチフェンは頭痛の原因であるセロトニンを抑制する作用があります。セロトニンの働きを抑えることで血管の収縮・拡張も防ぐことができるので、辛い痛みが起きる前に予防する効果が期待できます。錠剤タイプのお薬ですので、1日の限度量を守って摂取する必要があります。
就寝前に服用することで、翌日中の発作を軽減あるいは抑えることができます。
治療薬ではなく、予防薬として働きがあるので、継続性や副作用の出方などを考慮しながら使用していくとよいでしょう。
予防薬としての働きは、発作的な痛みを出現させないようにすることです。
服用を中止した途端に、片頭痛が再開してしまっては意味がありません。薬物療法は、予防薬であっても治療そのものにも有効であることがほとんどです。服用する量は徐々に減らしていき、最終的には薬物療法が終了しても、症状が現れないことを目的にしていることを、かかりつけの医師と相談しておく必要があります。
日常生活からも、片頭痛の症状を悪化させてしまう要因はあるので、生活習慣の見直しも合わせて行いましょう。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
モーセゴー(片頭痛薬)は、片頭痛の痛み緩和と予防効果に優れています。ですから症状に合った用量を守らなければ、副作用の出やすいお薬です。
副作用の症状で多く報告されているのは、顔面のむくみです。
また、人によっては食欲亢進作用もあるので、体重増加傾向になることもあります。
まれに抑うつ症状も出ることがあるので、いつもと違う異常を感じたら、速やかに使用を中止して、かかりつけの医師や薬剤師などにご相談ください。
注意事項
片頭痛の症状は人によって変わってきます。服用する時は、症状に合わせて、用法・用量を守って使用するようにしましょう。
妊娠や出産後、授乳中の女性が使用する時は、必ず医師の指示に従うようにしてください。
また、18歳未満の方は使用することができません。
お子様の手の届かないところに保管することをお勧めします。
日光のあたるところを避け、湿気に気を付けて冷暗所に保管するようにしてください。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。
